​川口様より

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祐子先生との出会いは、ほぼ一年前の「しつけ教室」でした。

我が家は犬を飼うのも始めてだったこともあり、アプリともっと心を通わせて楽しく過ごせるきっかけ見つけたいと思って参加させて頂きました。その時ちょっとしたコツを教えて頂き犬の賢さに感激しました。

その後アプリは、来客時のチャイムに反応して吠える癖があって、それを改善したく祐子先生にトレーニングをお願いした時、驚いたのはほんの少しアプリの行動を見ただけでアプリの性格を分析してトレーニング方法を教えて下さった事です。犬に対しての知識の豊富さは勿論の事、接し方や考え方を拝見し、犬に対する強い想いを感じました。この方ならアプリも私も楽しくトレーニングが出来ると思いました。そしてお試しトレーニングが終わるころには私の指示もほぼ聞けるようになりました。

祐子先生のアドバイスは「もう少し素直に行動出来るようになったらもっとアプリの潜在能力を生かして上げることが出来アプリ自身も楽しくなると思います」との事でした。
そして私も、アプリの隠された能力を開花させてあげたいなと思いロングトレーニングをお願いしました。

トレーニングをスタートした当初は、祐子先生の「おいで」の指示も素直に聴けず私から離れられなかったアプリですが、根気よく何回も繰り返しご指導頂いた結果、だんだん素直に聴けるようになり色々な事が出来るようになりました。その時祐子先生に教えて頂いたのは「指示に集中させる事」「出来たらオーバーに褒めてあげる事」でした。そして出来た事を褒めるとアプリの顔が輝き本当に楽しそうでした。私もとても嬉しかったです。２ヶ月後には指示も素直に聞けて行動ができるようになりました。

今は、アプリの事を楽しく、輝かせてあげられる事も覚え、アプリとの生活をエンジョイしています。

そして思った事は、犬のトレーニングをお願いするのは、困っている事があるからトレーニングをお願いするだけでなく、犬を理解し、苦手を克服させ、持てる能力を伸ばしてあげ、犬も飼い主も楽しくパートナーとして生活出来る方法を教えて頂くのもそうなんだなと…

犬達の為にあらゆる事を沢山勉強し、どの犬にも真剣に向き合い指導して下さり結果を出す祐子先生

これからも頑張って下さいね。応援しています。
アプリは、食事も祐子先生のご指導により生食にしていますが、毛艶も良くなり、目ヤニも少なくなり、筋肉質の元気な身体になりました。何と言っても食事の時の目の輝きが嬉しいんです。

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​​【トレーナーより】

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シュナウザーと言えば「活発」「頑固」な犬が多いですね。日々のお手入れが必要＝ブラッシング使用回数が他犬種より多い事からどこを触られても、どこをブラッシングしても受け入れる練習を早期にしてあげる事が必要です。
アプリの第一印象は・・・「大人しい犬」。
シュナウザーでこれだけ大人しい犬は珍しいなと思いました。
外でははしゃがない。元気に走り回る犬を「まったく。こどもねぇ～」なんてつぶやいていそうな顔で傍観。動かない。

興奮しやすいシュナウザーにしては冷静に周りを見る事の出来る犬です。
私にはそこに違和感を感じました。
本当は・・・もっと走り回れるよね？活発だよね？足早いよね？ねぇ？
アプリにちょっと聞いてみましたが・・・シャッターをバンっ！って閉められたように無視された事を今でも覚えています（笑）

その時、既に「アプリワールド」が構築されていましたね。
ワタシはワタシ！
「何かをしたい！」という欲を飼い主さんにぶつけてイライラしているというよりも「私は私のペースで生きる！」という感情が強かったかな。

しつけ教室で障害物競争に挑戦してもつまらなさそうに障害を越えたり時には拒否をしたり。全然楽しそうじゃない。

「大人しい犬」という印象からすれば仕方ないかな？と一瞬思いましたが・・・いや、やっぱり違和感が（笑）
この子は楽しみ方を知らないのではないかと。
アプリのトレーニングの大きなテーマを「人との共同作業を楽しむ！」に決定。
その為には「大人しい」という言葉の裏に隠れている「苦手な事から逃げたい。やりたくない。頑固。」という部分と向き合う事が必須でした。最初はお互い１歩も引かない我慢大会のよう。

アプリワールドを壊したくないアプリと「一緒に遊ぼう」と誘う私（笑）
※犬によってトレーニング方法は違いますので一概に無理強いが成功に繋がる訳ではありません。

徐々に徐々に・・・アプリの顔が柔らかくなり「一緒に遊ぶのも悪くないかも・・・」「あれ？楽しいかも・・・」「ワタシって凄いかも・・・！！！」と素直さが出て外でも一緒に楽しめるまでに成長。硬く重いシャッターがスルスル～と上がっていく感じが伝わってきて「何かを一緒にこなす事を楽しめるアプリ」に出会えた喜びに飼い主さんが涙した事もありましたね。

川口さんがトレーニング以外の時間もしっかりとアプリと向き合って「ま、いっか」とならず導いてくださったからこそアプリは以前より沢山「楽しい事♪」を経験出来るようになりましたね！
今では得意げにハードルを跳び、得意げにマテが出来、得意げにオイデが出来。
アプリは川口さんを。川口さんはアプリを。互いに愛おしく信頼関係が築けています。
これからも得意を伸ばし、美味しいご飯を食べ楽しく過ごしてほしいなと思います！